Bug head の All core any cures を使ってみる(ubuntu studio16.04)

All core any cures は、CPUを初期化してデジタル雑音を抑えるソフトです。

※現在は、Ver.17.5 をテスト中です。


ダウンロード先 & 実行

All core any cures のダウンロード先
http://oryaaaaa.world.coocan.jp/bughead/

All core any cures 14.6 Linux x64(tested Ubuntu 14 x64)
をダウンロード・解凍後、「AllCoreAnyCures146」を
・audioグループに登録
・実行権限を与える

に変更して、実行。

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Ver.17.5は2つ起動します。
AllCoreAnyCures146 は、仮想コア分も含めてCPUコア分を実行します。
例えば、core i7-6700K(4コア・8スレッド) ならば、
AllCoreAnyCures146 を8個起動します。
※これは Windows版を真似ただけなので、1つだけ実行すればいいのかもしれません。


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使用してみての感想

Bug head の CPU初期化常駐ソフト All core any cures のLinux版を約1ヶ月間使用してみて気がついたことがあります。

JACK・ALSAを96kHzにしたせいか、ubuntu studio の再生環境は、かなり高音が抜けてきて、耳が痛いほどです。(Calf Jack Host を使用しなくても高音が抜けてきます。)
Windows再生環境と比べて、10kHz以上の高音が特に強いように感じています。

All core any cures を導入してから 最近まで、「あんまり音が変わらないなぁ」と感じてましたが、
10kHz以上で音圧が大きめの音源を再生した時に気が付きました。

All core any cures を起動していない場合と比べて 「高音部分が落ち着いている」感じになります。
決して 高音が弱くなる。という感じではなく、「シャリシャリ感」がなくなるというか、耳に突き刺さる感じが抑えられます。

ただし、「耳に突き刺さるのが抑えられる感じ」であり、高音部分の音圧が減るわけではないので、
結局、音量を上げると高音部分は耳に突き刺さります。

現在は、Calf Jack Hostのイコライザで8kHzから滑らかに音圧を下げています。



この違いがわかるまで 約1ヶ月。。。
高音が落ち着く感じがあるので、All core any cures を使用していきます。




シェルスクリプト を作成

Ver.17.5では、下記シェルスクリプト内のAllCoreAnyCuresの実行は、2回です。


#----------------------------------------
#!/bin/bash

./AllCoreAnyCures_17_5_Linux64_AVX2 --repeat&
./AllCoreAnyCures_17_5_Linux64_AVX2 --repeat&

#----------------------------------------




AllCoreAnyCures146 を連続起動する 簡易的なシェルスクリプトを作成してみました。

AllCoreAnyCures146 --repeat& で実行します。
(AllCoreAnyCures146 のみの実行をしても、戻ってきません。必ず、repeat を指定して下さい。)
なお、スクリプト と
AllCoreAnyCures146 は同じディレクトリにあること。
違うディレクトリの場合は、パス名を指定するか、環境変数path を設定します。
また、自分のPCは 8スレッドのCPUのため、8回ループさせています。
CPUのスレッド数分をループさせて下さい。
 
#----------------------------------------
#!/bin/bash

for i in 0 1 2 3 4 5 6 7
do
  ./AllCoreAnyCures146 --repeat&
done

#----------------------------------------


上記を 「AllCoreAnyCures.sh」とした場合、
ホームディレクトリに
AllCoreAnyCures146 と AllCoreAnyCures.sh を置き、
ターミナルから
./
AllCoreAnyCures.sh
と実行すれば、8個「./
AllCoreAnyCures146 --repeat」のプロセスが立ち上がります。


なお、
音楽プレーヤーの再生は、 AllCoreAnyCures146 を実行してから30秒以上経った後、行って下さい。(CPU初期化が終わるまで)